2010/09/24

グッズについて

これからアルバム制作最大の山場を迎えるにあたって
しばらく更新ができなくなってしまうので
その期間にちょっと皆さんにお願いを。


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CDリリースと一緒に作るグッズについてのリクエスト募集!

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リリースと同時にひとつ グッズを作ろうと思っています
それで それについての意見を、
ここを読んでくださっている皆様より募集いたします。
つまりは、超~~~貴重な皆々様からの意見によって!
グッズ作りたいと思います。ニシャッ(=^x^=)


のばらとしては
王道はやはりストラップなのか?などと思いつつ
ステッカー?
Tシャツ?
他に何かあるかな
ああピックもいいわね
他になんだろう なんだろうね
個人的にはぬいぐるみが熱いけれど、欲しい人はとても少ないような気がする
とか まぁ うん 決めかねているのです。
どうなのですかね皆さん
何だったら欲しいですかね


「これがいい!」とか「こういうのがいいー!」とか
意見聞いてみたいな せっかくだから。
どこまで期待に応えられるかは申し訳ございません 約束できないのですが
どの意見からも勉強させていただきながら作りたいと思っています。



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リクエスト・意見は
ツイッターの返信機能かDMで送ってください。

※右側のリンクから飛んでね

今から約2週間ぐらいの期間、募集します。


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どのくらい意見をいただけるか全く検討がつきませんが、
きっと反映率はそれなりに高いんじゃないだろうか(笑)
是非ご協力よろしくお願いしまーす!


ではではまたのん
戻ったら更新します
読んでくれてありがとう♪

2010/09/23

RE:

今日一度 ブログを更新したばかりだけど、もう一度少し書かせてね
いや少し長くなるかもな(いつも長いですね私の文は)
でも
応援してくれている方から 今返事をしたいメールをもらったので書きます。
ツイッターのDMじゃあ何通に及んでしまうのかわからないから
この場を借りて


声を大にして言います


大切なことほど努力の方向を間違えないで!


あなたにもし、
努力できるという素敵な才能があるのならば、
自分にとって本当に大切なことを守るために使って欲しい。
無理な我慢は続かない。絶対続かない。
ましてや表に出てしまうほどの苦痛を伴う忍耐など。
そんな苦痛に慣れてしまえるような鈍感な人間では あなたは無いはず
やさしくて繊細で その分人より何倍もダメージを受けやすい性質なはず

その言い知れない我慢はあなたが望んでしていること?
自分の成長のために?人のために?やりたくてしてる?
そうじゃないならやめたほうがいい。

あなたの大切なことって 本当に守るべきことって何ですか?

私の場合はね 生涯自分にしかできないものづくりをして、人の役に立ちたい。
だから自分の体って大切
情熱って大切
それに、私の姿で自分の大切な人達を笑顔にしていたい
そのために出来るだけ輝いた姿でいたいです。
以前ボロボロになってしまった時友達に言われたことがある
「そんなあんたを見たくて応援してるんじゃない。」


自分のことしか見えなくなってしまうと恐ろしいんだよ
美しくないことに意地や根性を使わないで。
大切なことをちゃんと見極め、確かめて、
いざという時は自分のことしっかり守る
それを行っていくことは凄く大切

どこまでも頑張れちゃう人って私、心配だよ

気づかないうちに大事なものを滅ぼさないでほしい
見失わないでほしい
私は 我慢して努力していたつもりで
結果的に大切なものを踏み潰してしまった経験があるから

せっかく出会えた好きなものを嫌いになってしまわないように気をつけて
無理に自分を押し進めなくたって 落ち着けるまで止まったっていいんだから
変えられない環境なら飛び出してしまえばいい。
いつでも どこにいっても どんな状態でも
あなたの魅力は変わらない

特に女の人は体を大切にしないと
すばらしい未来のために!
あなたの心を守ってくれる人はたくさんいるけれど
体を守ることだけは自分にしかできないんだ


なんか自分に言い聞かせてる部分も多々ありますけど
そしてやはり というか予定以上に長くなったけれど
言いたいのはこういうことです 失礼しました!

ツイッターにDMしてくださるのとか 本当にありがとうございます
いつも必ず読んでいます
ありがとうありがとうありがとう
救われるよ だから
支え合いながらやっていけるといいなと思う


そして私ちゃんとしっかり歌ってきて 音楽で届けられるようにするからね

オーシャンブルー

なんでこんなに気持ちが弱くなるんだろう
なんでこんなに体調が悪いんだろう
って思ったら あれだね そうだね
毎回恒例のあれだよ
レコーディング前ブルー!

本当にすみません。。

力を発揮して結果を出さなきゃいけない前に必ずなるんだよね
他にも似たものとしてライブ前ブルーとか あります
悲観と憂鬱の極み状態になります
立てないくらい調子悪くなる 目が回って全身倦怠感
めんどくさい奴だね!本当は心が弱い
本当にごめんなさい もう大丈夫

なんだか肝心なときに自信がある無いとか 時々とらわれちゃうね
私は結果がでることに臆病になってしまうことがある
みんなもそういうことありますか?

でも自信っていうのはさ 『自分を信用できるか』ってことだよね
そして本当に心の底から自分を信用するのに必要なのは『経験』
努力してきたかどうかっていうことだ
本当の勝負の時には経験しか頼れない
私はそう思ってる

自分のことはまだまだ、いつも努力が足りないとは思っているけど
あまり努力してないとは思ってないよ
私勢いあまって倒れてしまうくらい音楽が好き
趣味でやってるわけじゃないから
片手間じゃないよ 私の全部だよ
私の中の100 音楽なの
やってもやらなくても変わらない音楽とか
聴いても聴かなくても変わらない音楽とかはしてない
そういうプライドはあります

言っても言わなくても変わらないことは言いません
そつなくやるのは苦手です
当たり障りない人は私信用できません
だから自分は全力で投げてみます
どこに飛ぶかわからないけど
全力で投げていきます
嫌われても 気に入られなくてもいいから
全部含めて本当に愛することと本当に愛されることを知ったほうがいい

わかちあえるかな?


読んでくれてありがとう!

2010/09/22

別れる

夢の力を使う時かもね
正しく言えば、灯りをともして進んでいく勇気を


わたしは一人になってまで何をしたかったのか
一人にされたとは 思いたくない


一歩大きく踏み出せば、同時に終わることがあるのを知っている
望んでも 望まなくても
本当のさようなら


歌入れがとても不安だよ
歌うけど
わたししか歌えないわけだし
機械みたいにやりたいわけじゃない


呪文のように大丈夫って言い聞かせてやっていくわけ
知ってる?
何も持たず体ひとつだけで放り出されて 自分を表現し切らなきゃいけないということ
興味深い行為


恐ろしいから美しいのかもしれないけれど


誰も来ない部屋 ひとり
ああ… わたしが振り払ったんだっけ?
自分の都合で人に電話するのはとても苦手


自分で自分にOKを出したい
はっきり言ってそれだけだ


心に太陽を!
崩れ落ちる壁のイメージ
開かれる大地のイメージ
かわいいうさぎちゃん バイバイ
わたしはここから狼になる


失くさないもの ひとつ




いつもいつも見てくれている人 ありがとう

2010/09/21

もぐもぐ

もぐもぐとフレンチトーストを食べながら、新聞を読む、朝。

もぐもぐ、もぐもぐ、
えー、児童生徒の暴力件数がウン倍に・・・ふーんもぐもぐ、
最近の子は怖いねー、親がいけないのかしらねー、やーねー、
もぐもぐ、なになに、「生徒間暴力」「対教師」「器物破損」・・・
・・・
・・・・・・
もごもご、
どれも身に覚えが・・・・・・。ごっくん。

暴れん坊だったティーンエイジ。今ではすっかり食いしん坊だけど。
つい数年前まで、怒るとすぐ手があがった、物に当たった、声を荒げた、
悪口ってのがとても嫌いなんだな、ダサいし、そもそも言い方を知らなくて。
だから人の悪口って私ほとんど言いません。言えません。
その代わり、腹が立ったらどんなときも当事者へ直接ぶつかりにいった、血の気の多い奴。
『あなたは教室のドアの開け方で、その日の機嫌がわかるのよ。』
高校時代からの親友ちゃんに、卒業してからそうやって言われたな。知らなかったよ。
むき出しの刃みたいな人間だった、と振り返れば思う。


ただただ鋭利で過敏で幼くて、ひねくれ過ぎて真っ直ぐで。
おかしいだろと思うこと一つも流せなくて、事あるごとにたてついて。
本当は今もそう。暴力という形で外に出さなくなっただけで。


一度、思いっきり 全力のにぎり拳で何発も人を殴ったことがあって。
そしたら自分の手が切れて、いくつもあざができて何日も痛かった。
そのわりに、相手に思っただけのダメージを与えられたかといったら全然で、
むしろこっちが被ったことも大きくて、
私は結局、所詮、女だと思った。子供だと思った。
悔しかったです。ただただ悔しかった。
何も変わらなかった。暴力では何も伝わらなかった。
そして、こういう馬鹿げたことはやめようと思った。


暴力沙汰を起こす児童は 耐え切れぬ気持ちの矛先を、消化の仕方を知らないだけ
本当は みんないい奴。だんだん大人に近づいていけばわかるのさ。
そう思いたい。そうだと良いけど。もぐもぐ。


私は音楽があって、よかったのさ
全ての流しきれない感情を託せる方法に出会ったから。


私の新しい音楽、制作を始めて半年、
一日も休めることなく絶えず求め続けたのは破壊力と突破力
その結果 どうしようもない怒りと、悲しさと、寂しさと、美しさと、願いが同居するものになった。
これまで作ったものの中で最も大きく、最も鋭利だ。愛でいっぱいの。


寒くなる頃に届けようと思ってる。だんだんとそこまで近づいている。
ごっくん!
読んでくれてありがとう!

2010/09/19

日が暮れるまで



庭に、ホテイアオイの花が咲きました。
みずみずしい透明感を持った、つつましく美しい花です。
土ではなく、水につけて育てる浮き草なんだけど、
蓮などとは違って常に透き通ったきれいな水を保っていないと育たない。
咲いたから、とっても嬉しいです。


だけど、たった一日の間しか咲かない。
日が昇る頃に花開き、沈む頃には花枯れる。
後にも先にも、その姿は二度と残らない。
翌日はもう、何もなかったことのよう。


十七年蝉、という蝉がいて。
十七年もの間、土の中にいて、最後のひと夏だけ、地上に出て生きて、死ぬ。
その鳴き声はとても異質で。


いつかという その時をじっと待って 潜み、
はちきれそうな気持ちをためこんで ためこんで
顔を出し、使い果たして、静かに 朽ちて


自然はただ 黙ってそれを遂げていって
すごいよなぁ と 思う。


読んでくれてありがとう!

2010/09/17

ストック

音楽バカな話題が続いているので(笑)
たまには別のことを。


アートワークについて、です。
基本的に私はどんなメディアも技法も使うのですが、
自他共に馴染みがあるのはコラージュかな。


コラージュなんて所詮他人様の作ったものを寄せ集めただけだから、
オリジナリティなんてあったもんじゃないですよ と
やりながら自分自身思ってるんですが、まあそれでも好きです。手軽よね。
ただその分、人の作ったものを素材に使う場合は、
とにかく元ネタがバレないように(特定できないように)やることが重要です(笑)


普段から、気になるビジュアルのものを片っ端からスクラップしています。
スクラップ基準は、『一瞬で目を奪われたもの』。
これは多くの情報の中で、どういうデザインが気をひくのか、
それからその法則、自分の好みを研究したくて7年前くらいから始めました。
雑誌であればハサミで切り抜くけど、例えばお店に行って物として目の前にあったら必ず買う。
ちょっと高くても、特に用途ないよね・・・ってものでも大概買います。
手の内に入れておく ということが重要なんです。こればかりは出し惜しみしない。


スクラップに関しては2ヶ月に1回くらい、
一日使ってたまった雑誌の気になる部分を切り抜き整理します。



どんなものでもおかまいなく切る。スピードが命。



↓↑ これはもう6年前くらいのスクラップ


雑誌だけでなく、気になったフライヤーも全て収集し とっておきます。



↓このやなぎみわさんのポスターは当時衝撃的にかっこよかった。もちろん今も。



インテリアだって切ります



和菓子も。もうなんでもあり。
気になったら、美しかったら、かわいかったら、かっこよかったら切る!




こういうことをしてると、頭の中が古くならなくてよいのです。
いいものはストックしながら、どんどん新しい情報に書き換えていく。
どんどんバージョンアップさせる。
そうすることでクリエーションの新陳代謝があがります。
表現の幅、引き出しもぐんと広がります。
周りを把握することで、うっかり人と同じことやっちゃうダサさも免れる。

それから続けることで、
自分の美学の中で普遍的・不変的なものが何なのかわかってくるんですね。
いつまでも良いものってどういうものなのかがわかる。
困ったときのアイデア帳にもなるし。
単純にハサミと糊を使うのが何より気分転換になって好きだから続けているようなもんですが。

あとは何より、本業以外のことを常にインするのが自分にとっては大事で。
音楽を作ってるからよく音楽を聞く、それじゃぁダメなんですよね。みんなやってて差がつかない。
科学を知り、文学に泣き、
美術館に行き、工業製品に触れ、
新聞を読み、社会を思う。
そういうほうがなんだか、私の場合はよい効果が得られる。
あとは、ネタ切れ防止に役立つ(笑)


ちょっとした簡単な作業なので、おすすめです。
読んでくれてありがとう!

2010/09/14

言葉を落として

歌詞を書いています。
が、どうも様子がおかしい。


いつも書けない書けない病にかかり、
のたうちまわり ふさぎこみながら一曲に何週間もかけて、
何とか出して書くのに、
今回は止まることなく出てくる出てくる出てくる
おどろくほど出すぎている
自分の曲だからかな?


いいえでも一曲、ziziの曲の歌詞を書きました。
が、それが一番最速でできました。
ただならぬ力を感じて思わず瞳孔が開いて動けなくなった そんな音楽で、
その託された音に心が止まらなくなって、
もう曲に書かされたというかんじ。


ziziに後から聞けば、やはり、ただならぬ気持ちに満ちて作った大切な曲だったということ。
そして歌詞がいいと言ってくれた、
気持ちに歌詞がリアルに重なったと。
不思議だなぁ。ああ。そんなことってあるんだね。
ああ。よかった!


言いたいことばかりあるんだよね
本当に言いたいことばっかり


歌詞 前はずっと自分のためにだけ書いていました。
他人のことなんて考えて歌ったことなかった。
自分のことを思って 思って 思って


でも今回は全部人のことを思って書いてる
他人にはわからない些細な程度かもしれないけれど、歌い方も変わったと感じる
向こう側を思って・・・ 歌ってる


歌ってものそのものの意味が自分にとって 変わった
長いこと自分を慰め、励ますために歌ってたけど
今は誰かの薬になりたくて
向かい合えたならばちゃんと伝えたくて


もっとわかりたい。


だから歌っていて声に熱が帯びる
もちろん 相手にあますことなく伝えたいと思った以上、
自分のことを全部語らなければならない
何も隠さない隠し切れない
だからどんなに悲しいことも 言う
言葉にした瞬間泣いちゃって歌えなかったりするフレーズもまだある。


プレッシャーも ある
ここまでたくさんの素晴らしい人の手を借りて 手元に最高の音楽があるけれど
いい歌が入れれなかったらどうしよう
と 思うと寝つきが悪くなります・・・
しかし頑張りたい


必ずや 納得のいくものを歌いきりたい。



読んでくれて、ありがとう!
いつも読んでくれている方。たくさんたくさんありがとう!!

2010/09/12

みえてきた

アルバムのタイトル、収録曲の曲名が全部決まった。
名をつける、それは過程としてはちょっとした進み具合に過ぎないんだけど、
なんだか「ああ、とうとう。」という気持ちになります。


オケもあがってきましたが、言葉にならんどす。
想像以上どす。


あー。
あーー。
あーーー。


遅くなったけどベースさん紹介するね。
ベーシストは今回4名の方にご協力いただきました。


お一人目は、フジイジュンイチさま。
mash,swell(with 五味誠/Sphere,ex ZEPPET STORE)shelling(support)
ex/LUMINOUS ORANGE support,waterfall flows
などなどなどなど
私が説明するまでもないかなというような大人気スーパーベーシストさまです。
一度聞いたら忘れられない強烈なスパイシーベースを弾いていただきました。
そのフレーズ力さすがとしか言えません。
めっちゃ難しいのにスイスイと弾いて、え?は?なにそれ魔法?みたいな
拍手喝さい平伏すばかり。
そして私、ベースはもちろんフジイさんの人柄がとても好きなんです。
ルックスは甘い雰囲気なのに中身は切れ味抜群で、確かな審美眼と洞察力があって、
話してるとめっちゃめっちゃおもろい。
なんか・・・公開告白みたいになってきたのでこのへんで(笑)



お二人目は、吉田匡くん。
蒸気青月楽団等、さまざまなグループで活動中のプロベーシスト。
今20才かな?19かも(曖昧)
現役音大生、グルーヴ感あふれるエレクトリックベースからアップライト、
コントラバスまで弾きこなす天才タイプです。
しかもそのラインがですね、よすぎてですね、
もうドストライクもよいところっていうぐらい、何から何まで理想的ですね、運命だと思いました、
実際ベースラインを入れていただいて私卒倒しかけました。。
あのー。
まじで一緒にバンドやりたいんだけど。。。



三人目は、死んだ僕の彼女のベーシスト、まいさん!!
彼女はライブを見て一目惚れしました。
リズム感、なめらかで独特の音の動き、音程のとり方、そしてご本人のオサレな雰囲気、
絶対良い!!!!と思って、ステージ後すぐ裏に乱入してナンパしました。
まいさんはねーベースは素敵だし頭は良いし性格もすごく優しくてもう…大好きです。
女としてあこがれちゃうわ。
でも実際、曲中ではすっごいコンプで歪みきった音で、
男より思い切りいいブイブイのベース披露してくれて。
頭ドッガーーーーン!!!!!ってなりますよ。惚れますよ。気をつけてください。



四人目は・・
四人目はね・・・
うふふ・・・・・


ziziちゃん♪


大好きziziちゃんがベーシストデビュー!!
嘘じゃぁないよ。
というかね、本当はね、
彼ベースね、昔から激ウマなんですね、めっちゃよいんですよ、
ベーシストでやっていけるじゃんみたいなね。
それでね絶対弾いたほうがいいと思ってね、
オリジナリティあって完璧なのでね、弾いていただきましたよ。
実際ギター・ベースに限らず、
曲によってはシンセやらプログラムやら何から何までやってくれております、
感謝です。
まぁ実はそれ以外にもまぁ、もっと色々大事なことをしていただきまして、
そのziziに関してのあれこれ話はまだあるけど、それは今後発表していきます。


そんなかんじで今回はこのへんで


読んでくれてありがとう!

2010/09/10

too shy

いまだに、はじめて会った人はおろか、
以前からの知り合いにも自分から、
『いやぁ、私いま音楽やってるんです。歌ってるんです。』っていうことが言えない。
なんだか…猛烈に恥ずかしい。笑
たまに、『のばらさんの歌が好きです!』と言ってもらえると、
『え?あ?え?ホント?わぁ・・・嬉しい・・・
ありがとう・・・何か・・・何だか・・・すみません。。』
と思う。笑
なんなのでしょうね。


実をいうと、もともと『歌う』という予定など全く人生設計に組み込んでなかった。
今こんなことになっているとはとても…思ってもみなかった。
私は小さい頃から、自分は美大に進学し、
その後は皆が憧れるバリバリのキャリアウーマンになり(多分デザイナー)、
似合いすぎるスーツ姿で丸の内らへんを闊歩して、
5年くらい働いたところで良く頭の切れるかっこいい上司の男性と結婚して幸せになる、
くらいの夢を見ていた。
いやぁ、アホだった。現在プランは狂いまくっている。


ビダイに行きたいだなんてませたことを明確に思いはじめたのは中学生の頃だった。
通っていたド田舎の中学校は反吐が出そうなほど毎日退屈だった。
私は何を間違ったのかうっかり入部してしまった、厳しすぎるソフトボール部の練習を日々嫌々とこなし、
ちょっと遅れた流行を懸命に追いかけて均一化していく同級生を斜めに見ながら、
常になんだかうんざりしていた。
とにもかくにも冷めた人間だった。


ただ、普段は仮病なんてものをザラに使いながら嫌なことはうまく逃れていたけれど、
美術の授業だけは好きだった。
今でも覚えてる、毎週水曜の3・4限、これだけは熱が出ても行った。
絵を描いている時だけは全てを忘れられた。全身に生命力がみなぎった。
こんな田舎のつまらん集落は早々と自力で出て行ってやる、とこっそり誓っていた心に、
絵を描くことは道を作った。


親に特別相談することもなく、高校は美術科のある遠方の私立高校を選び、
一日も休むことなく3年間通いきる。
家から片道2時間だった。朝がつらかった。さらに学費がハンパなかった。
それでも美大進学率で有名な学校だったから選んだ。独断で。
実際高校ではスパルタもよいところという美術指導で、先生に泣かされるなんてよくある事だった。
でも私は厳しくとも、とても楽しかった。
そして東京行きの切符を手に入れる。


大学に選んだのは映像学科だった。
高校時代、美術をやりながらバンドをやり、
ミシェルゴンドリーと高木正勝を崇拝していた私にはとても興味深い分野だったからだ。
まぁでも大学に入ったら遊びの音楽はやめて映像制作を集中して頑張ろうと決めていた。
一人暮らしの部屋にギターは場所をとるし、持っていくのやめようと思っていた。
だってまたトンデモナイ学費だし、映像の勉学にはげまなくっちゃ なんて。
またしても独断でムサビという天下の高学費大学を選択していた。


だがしかし、「ギターもったいないから持っていきなよ。暇つぶしにもなるよ」と
当時付き合っていた人に言われ、まぁそれもそうだなと、
やすやすとギターを抱え上京。
そして大学に入ってからも成り行きで同級生とバンドなんて組んじゃって、
それも最初は暇つぶしのつもりが、なんかどんどん自分ばかり熱が入っちゃって…
「もっとちゃんとやりたいかも」と思った矢先にまた出会いがあって、とんとんとん…
バンドに夢中になっちゃって、
ギターを持たせてくれたその彼のことも面倒になっちゃってどんどんどん。


気づいたら歌っているという自分でもよくわからない状況になっている。
これには「美大に行かせたんじゃなかったっけ・・・」と両親も仰天している。
まぁただ歌うというのは、私にとってあれだけ好きだった絵を描くことよりも面白い。
だって好きなのに全然うまくいかないんだもん(笑)


歌っていると多くの奇跡に遭遇する。
とても運命的…ドラマチックで、予期もしないことが次々起こり、甲斐がある。
波は絶えず、嵐も多いが虹も出る。
多分、歌うことに現在の自分の人生の底辺と天辺があるんだなぁと感じている。
現在キャリアウーマンとは対極の位置にいるが幸せである。
今後の目標は出来上がったCDを持って、誰これ構わず
『いやぁ、私いま音楽やってるんです。歌ってるんです。』
と自信を持って言えるようになることである。


読んでくれてありがとう!!

2010/09/07

残暑

自分でアルバムを作ろうと決めたのは、
これまでの自分の人生をまとめたいと思ったからだった。
次の誕生日までに、22年余りの人生をまとめて、形にしてみたいな、
生きてきた結果を聴いてみたいなと思った。
理由を 知りたいと… 作りたいと思った。


ヒマラヤ山脈みたいな形した重い重いチョコレートケーキを抱えて、
obscure最後のスタジオに入ったのは5か月前。
ホールの真ん中に、ホワイトチョコレートで器用に描かれているのは『祝・解散』の文字。
ちょっと忘れられないくらい甘い。


裏の裏を読んで欲しい。
裏の裏の、その裏を。


私は結局、新しい選択をしたその上でも、
ziziのギターでなければ嫌だった。
絶対にziziでなければ嫌だった。
ziziに自分の新曲を送りつけたのは、解散ライブから4日後のこと。
「こういう音楽がやりたいと思ってる。興味がもてたならギターを弾いて欲しい。」
私は繊細でありながら極上に厚かましい女でもあった。
プライドがないことが強みだ。
「いいね!ギター録ってみる。」
そんな返事をもらえたことで、また燈った情熱。


先週
私が体調壊してベッドでぶっ潰れている間にもギターレコーディングは進んで、
せっせと ziziちゃん進めてくれて
昨日
久々にパソコンを開いたら、
ちょっと今までとは比較にならないギターが届いていた。
聴いた事がない音。
毎日天井を見つめながら感じていた不安が
いちめん希望になるような。
そういえば前からそういう人だった。


ばったんQしている間、ziziだけでなく、
RECに参加してくれたゲストプレーヤーの人達が次々にメールをくださった。
ほとんどが最初、ろくに話したこともなくて
ただ音に言い知れぬ魅力を感じて声をかけた皆だったけど、
知らず知らず 優しい人を選んでいたんだなぁ。
音の先の人格を感じていたんだと思う。そこから惹かれていたようだ。
仲良くなれてよかった。



私は、自分以外の楽器は誰でもいいからとにかく歌えればいいなんて絶対思わない。
積極的に気持ちがない人に無理に弾いてくれとは死んでも思わないし頼まない。
私の音楽は思いだから!
さしてやりたいと思わない人に自分の曲を弾かれたくない。
『曲を聴いて、いいと思ったら弾いていただきたいです。
いまいちだったら遠慮なく断ってください』
偉そうだが当たり前の話。
あれから全部そうやってやってきた。
どうなることかと思ったけれど、おかげさまでここまで来れた。
もうじき歌以外全部録り終わる。


CDなんて今どき売れないけど、
自分がほしいから作る。
生きてる間出会った、出会う、すばらしい人達に手渡したいから作る。
そうして死ぬとき一緒に燃やせるように作る。
それだけ。
抱きかかえられるモノであることは
触れるモノであることは重要だと思ってる。
自分にとって、棚に並んでいるだけで心落ち着く本やCDがあるように、
手をのばしたらそこにあるものが作りたい。
お茶をこぼしても、濡らしても大切にしている歌詞カードとか、
傷だらけになってヒビが入っても大事にしているケースとか、
開ける度にキレイ!って思ってそっと持ち上げる盤があるから。


生かされたいと思って音楽を聴くときはいつも部屋で一人だったから。
CDにこだわる。


読んでくれてありがとう!